6ヶ月前からコルセットを常時着用する程の腰痛症改善の症例

【患者】40代後半 男性
【主訴】最近、ギックリ腰の手前くらいの状態になりやすくなった。数年前からギックリ腰を繰り返しているので根本的な治療がしたい。動作時にいつギックリ腰を起こすか怖いのでスムーズに動けない。
【既往歴】ギックリ腰(約5年前から数回)
【現病歴】約1週間前に重いものを持った際に腰痛を発症。

【現症】胸腰部関節可動域(以下、ROM)は後屈約20°、前屈約20°で腰部右側に痛みが発現する。安静時痛はない。主観で胸腰部の動作が怖い。
【施術と結果】本症例は1週間前に重いものを持った際に発症した腰痛を訴えているが、数年前からギックリ腰を繰り返していた事と、約6ヶ月前からコルセットを常時着用していた事などから、その痛みの要因は腰部の筋緊張による血行不良と考えた。
 触察にて腰部全体の筋緊張を確認し、腰部全体の筋緊張は腰部側面の筋弛緩が必要だと考えたため、腰部側面に施術を行う事とした。
 
施術開始前の腰部側面の押圧深は左約2.0㎝、右約2.0㎝であったが、約2分の施術後には左約2.5㎝、右約2.5㎝と筋弛緩を確認した結果、胸腰部ROMは後屈・前屈ともに約25°と大きくなり痛みは10から8と小さくなった。
 さらに同部に対し十分に筋弛緩が確認取れるまで約30分施術した結果、腰部側面の押圧深は左約3.5㎝、右約3.5㎝と筋弛緩を確認した結果、胸腰部ROMは伸展、屈曲ともに約30°と大きくなり痛みは10から3と小さくなり、主観での胸腰部動作の怖さは消失した。

 最後に腰痛再発を予防するためには、さらに腰部側面の筋弛緩が必要だと伝えて本日の施術を終了とした。
 「コルセットを外して生活出来る様になるかもしれないと」と嬉しい報告をいただいた。

2023年9月14日
※上記の様に、当院では初診時から症状の軽減・消失を体験できることが出来ますが、再発しない様にするためには腰の筋肉を広範囲に弛緩する必要があります。
腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・変形性股関節症・変形性膝関節症・五十肩と言われた腰痛・肩こり・関節痛などの慢性痛は筋肉の緊張が原因です。千葉県八千代市の島田接骨鍼灸院にご相談下さい。