他院で治療を行っていたが改善しない、経過が悪い重症な「むちうち症」患者さんが紹介で来院されています。仕事の関係等で週に1回しか通えない方などにもセルフケア整体を指導していますので早期回復が期待できます。※効果には個人差があります。

①主訴:交通事故による「むちうち症」 男性(60歳)  

車を運転中に後方から追突され発症、病院にてレントゲン検査するも骨には異常なしと診断される。
リハビリを受けるが3ヶ月経った現在でも、首筋の筋肉の緊張、頭痛、握力低下があり、当院への転院となった。

<治療>

  • 仰向けで気の流れをチェックする。腎経・小腸経・胃経の気の停滞があったので、対応する経穴に気の流れが回復するように刺激する。
    内臓の血流が瞬時に回復し全身の血流が良くなります。
  • 起き上がって痛みを確認してもらうと、頭の重さがとれてスッキリしているという。緊張していた首筋の筋肉もゆるんでいます。
  • 治療後は良くなるが、翌日には症状が戻ってしまう事の繰り返しであったが、徐々に症状が改善し3ヶ月後には治癒となった。

交通事故による「むちうち症」は発症後から1ヶ月は比較的、症状の緩和があるが、ある時期から症状の変わらない事が多い。しかし、継続治療すれば徐々に改善するのであきらめないで治療してください。

②主訴:交通事故による「打撲症」 女性(50歳)  

自転車で走行中に細い交差点で車と接触事故を起こした。転倒した際に膝を強く打ち歩行困難となる。
病院に検査入院する。レントゲン検査するも骨には異常なしと診断され退院となる。
以前通っていた患者さんの紹介で当院へ転院となった。

<治療>

  • 左膝の腫れがひどく曲げることが出来ない。体重をかけると激痛が走るので松葉杖で歩行している。患者さんは、このまま歩けなくなるのではないかと心配している。
  • このような急性外傷に対してはアイシング、固定、安静が第一であるが、同時に東洋医学的な診断による経絡治療(気の流れを整える)を併用すると治りが早い。
  • 治療後は良くなるが、翌日には症状が戻ってしまう事の繰り返しであったが、徐々に症状が改善し4ヶ月後には治癒となり無事に職場復帰を果たした。

③主訴:交通事故による「腰痛症」 男性(35歳)  

車を運転中によそ見をしていて壁に衝突する。横になっても起きていても、常に鈍痛があり重い。

<治療>

  • 仰向けで気の流れをチェックする。腎経の気の停滞があったので、対応する経穴に気の流れが回復するように刺激する。
    内臓の血流が瞬時に回復し全身の血流が良くなります。
  • 起き上がって痛みを確認してもらうと、先ほどよりも重さが取れている。
  • 治療後は良くなるが、少しすると戻ってしまう事の繰り返しであった為、治療方法を鍼灸治療に切り替える。
  • その後順調に回復して社会復帰している。