半年前に強剛母趾と診断された母趾の歩行時痛の改善症例

【患者】70代後半、男性
【既往歴】(-)
【主訴】左足の親指が歩くときに痛い。
【現病歴】約半年前に左母趾が痛くなり、近医整形外科を受診したところ強剛母趾と診断された。

【現症】立脚周期から前遊脚期で母趾伸展時に痛みがあるため庇いながら歩行している。
【施術と結果】本症例は約半年前に強剛母趾と診断され歩行時の痛みを訴えているが、その要因は左足底の筋緊張による血行不良と推察した。
  左足底周辺を触察したところ短母趾屈筋と思われる周辺に筋緊張を確認し同部位に対して緩消法にて約2分施術し筋弛緩を確認した結果、歩行時の痛みは10から5と小さくなった。効果があったため更に約10分施術し筋弛緩を確認した結果、歩行時の痛みは10から0と消失した。
  次に、足底の筋緊張は腰部の筋緊張が原因と考え触察したところ、腰部全体に筋緊張を確認した。腰部全体の筋緊張は腰部側面の筋緊張が関係していることから腰部側面へ約20分施術した結果、腰部側面の押圧深は施術開始前の約3.0㎝から約3.5㎝となり筋弛緩を確認し本日の施術を終了した。
  「松葉杖や車いす生活になるかもしれないと不安だったが、これなら大丈夫だ」と喜んでいただけた。

2023年8月11日
※上記の様に、当院では初診時から症状の軽減・消失を体験できることが出来ますが、再発しない様にするためには腰の筋肉を広範囲に弛緩する必要があります。
腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・変形性股関節症・変形性膝関節症・五十肩と言われた腰痛・肩こり・関節痛などの慢性痛は筋肉の緊張が原因です。千葉県八千代市の島田接骨鍼灸院にご相談下さい。