6年前からの側弯、腰痛への治療効果

【患者】70代前半、女性
【主訴】6年前位から側弯、腰痛の症状が出てきて、だんだんひどくなり、特にここ半年位は痛みが強くなり、現在歩くこともままならない。
【既往歴】10年前からパーキンソン病
【現病歴】約6年前から側弯が進行し、それに伴い腰痛も発症した。この半年は特に腰痛が強くなり、3か月前から痛み止めを1日3錠使用。

【現症】歩行時に右臀部・右大腿部前面が痛む。夕方から痛みが強くなり、22時頃には右臀部から右大腿部後面にかけて我慢できないくらい痛くなる。歩行時は前傾姿勢で左側に側屈している。触察にて腰部側面の押圧深が左側0cm・右側約3.5cmを確認。また右側大腿四頭筋周辺に筋緊張を確認した。
【施術と結果】本症例は右大腿四頭筋周辺の筋緊張部位に疼痛がある事から右大腿四頭筋の緊張による疼痛と考えた。
 右大腿四頭筋を弛緩させるため右上前腸骨棘付近の筋緊張部位へ1分施術した結果、痛みは10から0と消失した。
 次に腰部側面へ緩消法にて45分筋弛緩させた結果、腰部側面の押圧深は左側約2.0㎝・右側約4.0㎝の筋弛緩となった結果、右臀部の痛みは10から2と小さくなった。また、本人の主観では、背が伸びて歩きやすくなったと報告を受けた。
緩消法により短時間で症状の変化が出ました。

2024年1月18日 
※上記の様に、当院では初診時から症状の軽減・消失を体験できることが出来ますが、再発しない様にするためには腰の筋肉を広範囲に弛緩する必要があります。
 腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・変形性股関節症・変形性膝関節症・五十肩と言われた腰痛・肩こり・関節痛などの慢性痛は千葉県八千代市の島田接骨鍼灸院にご相談下さい。