中学2年生の起立性調節障害

【患者】10代前半、女性
【主訴】朝、体が重くて起きられない。
【既往歴】5年前から花粉症
【現病歴】5カ月前から徐々に症状が出始める。

【現症】1週間前から悪化し目覚まし時計だけでは起きられなくなり、母親に何度も体を強く揺すられないと起きられないようになる。日中の気力も低下し、起立時のめまいや常時倦怠感あり。
【検査所見】思春期外来にて起立性調節障害・低血圧症と診断されミドドリンを服用中。触察にて腰部側面の押圧深は左側3㎝深・右側2,5㎝深の弛緩を確認。両側の胸鎖乳突筋、斜角筋付近の筋緊張あり。
【施術と結果】本症例の要因は頚部周辺の筋緊張による自律神経の圧迫と頸動脈の圧迫により起こった頭部への血行不良と考えた。頚部周辺の筋緊張の要因は腰部側面の筋緊張と考えた。 先ずは腰部側面へ緩消法にて60分施術した結果、腰部側面の押圧深は左側5㎝深、右側4㎝深の弛緩を確認。
 3日後、来院時の問診で「施術した翌日から、目覚まし時計だけで朝起床できた。
 起きようとする気力が出てきた。倦怠感やめまいは無かった」との報告を受けた。

2024年1月18日 
※上記の様に、当院では初診時から症状の軽減・消失を体験できることが出来ますが、再発しない様にするためには腰の筋肉を広範囲に弛緩する必要があります。
 腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・変形性股関節症・変形性膝関節症・五十肩と言われた腰痛・肩こり・関節痛などの慢性痛は千葉県八千代市の島田接骨鍼灸院にご相談下さい。