椅子に1時間以上座っていられない19年続く腰痛症の改善例

【患者】70代後半 男性
【主訴】座っていると腰が痛くなる
【既往歴】急性腰痛症(2004年)、身体表現性疼痛症(2005年2ヶ月入院)
【現病歴】2004年に急性腰痛症を発症して以来、約19年間腰痛症が続いている。近くの整形外科でのMRI検査等による所見では異常はない。仕事を続けられない程の状態になり、精神科で身体表現性疼痛症の病名で約2ヶ月入院する。その後、整形外科で約3ヶ月の入院歴あり。

【現症】座位にて安静時痛あり。
【施術と結果】本症例は約19年続く腰痛を訴えているが、外傷性でない事と目視、触察にて熱感および腫脹がない事から筋の緊張による血行不良が要因と判断した。
 触察にて腰部全体に筋緊張を確認した。腰部側面の筋緊張が腰部全体の筋緊張を引き起こすと考え触察したところ、腰部側面の押圧深は左約0.5㎝、右約1cmの筋緊張を確認し約3分施術した結果、押圧深は左約1.0㎝、右約1.5cmと筋弛緩を確認した結果、痛みは10から9と小さくなった。痛みに変化があったため引き続き約30分施術した結果、押圧深は左約2.0㎝、右約2.5cmと筋弛緩を確認した結果、痛みは10から0と消失した。
 「海外で診察を受けた経験があり、その際に筋肉が問題だと言われた事を思い出した」と緩消法に希望を見出して笑顔で帰路につかれた。

2023年10月20日
※上記の様に、当院では初診時から症状の軽減・消失を体験できることが出来ますが、再発しない様にするためには腰の筋肉を広範囲に弛緩する必要があります。
腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・変形性股関節症・変形性膝関節症・五十肩と言われた腰痛・肩こり・関節痛などの慢性痛は千葉県八千代市の島田接骨鍼灸院にご相談下さい。