2024.01.26 カテゴリ：ブログ

１年前から続く右膝痛が1回目の施術で改善した症例

【患者】 60代前半、女性

【既往歴】 左右半月板損傷（約1年前）

【主訴】 約1年前から右膝痛があったが、3日前に自転車を降りた際に痛みが増してしまった。

【現病歴】 約１年前に右膝痛が発生し近医整形外科でMRI検査の結果、半月板損傷と診断される。痛みは消長を繰り返し軽減傾向にあったが3日前の自転車降車時から増悪している。

【現症】歩行荷重時に膝関節前面の痛みのため跛行を呈する。
【施術と結果】 本症例は、約１年前の半月板損傷から続く痛みが3日前の自転車降車時から増悪していると訴えているが、目視およに触察により発赤、熱感は認められなかったことから、痛みの要因は筋緊張による血行不良が要因であると考えた。

　先ず、右大腿部前面を触察したところ全体的に強い筋緊張を確認したため大腿四頭筋付着部である下前腸骨棘周辺を触察したところ筋緊張を確認した。同部位に緩消法にて約２分施術し筋弛緩を確認した結果、右大腿部前面の筋緊張が弛緩し荷重時の痛みは１０から７と小さくなった。痛みの軽減があったため更に約5分施術した結果、痛みは10から５と小さくなった。

　次に、下肢の症状は腰部の筋緊張が根本的な原因であると考え腰部を触察したところ、腰部右側面の押圧深は約2cmであった。同部位に約３０分施術し押圧深は約3.5㎝となった結果、痛みは10から１となり本日の施術を終了した。

　歩行時に「あら、痛くない」と笑顔で帰路につかれた。

2023年12月
※上記の様に、当院では初診時から症状の軽減・消失を体験できることが出来ますが、再発しない様にするためには腰の筋肉を広範囲に弛緩する必要があります。
　腰椎ヘルニア・脊柱管狭窄症・坐骨神経痛・変形性股関節症・変形性膝関節症・五十肩と言われた腰痛・肩こり・関節痛などの慢性痛は千葉県八千代市の島田接骨鍼灸院にご相談下さい。