甲状腺機能亢進症 眼球突出

<患者>茨木県 女性 50代

<症状> 5年前に甲状腺機能亢進症の診断をうける。のどにある甲状腺が両方腫れている。眼球が突出している。眼球を外に向ける動きが弱い。疲れると特にスマホなどの小さい文字は焦点が合わない。
肩こりも相当強い状態で背中から首にかけてバキバキ(本人の表現)になっている。
<整体/鍼灸>
症状それぞれの原因を探してみると、「心臓系、左腎臓系・自律神経」の問題を検出した。本人に確認すると「不整脈、蛋白尿」があるとの事。まず、これらの改善が必要である。

甲状腺、眼球突出の症状はその場で変化が出る事は無いので、同じ原因で起こっている肩こりの症状が無くなる事で、甲状腺・眼球にも効果が出ている事を毎回、肩こりを使って確認しながら行います。
本人にも調整方法を伝えて毎日行ってもらう。

<経過>
H27年 8月21日:初めの一カ月は週2回の治療を行う。その後は週1回
H27年 9月27日:担当医から甲状腺の腫れが小さくなっていると言われる。
H27年10月24日:眼球を動かしづらいという症状に対して、6本の外眼筋にそれぞれ調整ポイントを検出し調整を行う。→直後に動きが改善する。
H27年11月5日:担当医から更に甲状腺の腫れが小さくなっていると言われる。本人も自覚できるくらいに小さくなっている。

<考察>
目の症状は体の痛みや、シビレと違いその場で変化する事はあまりありません。しかし、目の症状を起こしている原因を見つけ出し、その原因が起こしている他の症状(筋力低下、痛み、シビレ)を見つけ、その原因に対して調整します。他の症状が改善することで、目の症状にも効果が出ていると確認します。
目の焦点が合わない複視に対しても人それぞれの原因、調整法があります。目の症状でお困りの方は一度ご相談ください。

※ 当院の施術でも効果には個人差があります。効果・効能を保証するものではありません。改善の一助になれば幸いです。