野球 肩の痛み

<患者> 男子 中学生 千葉県八千代市

<主訴>フォロースルー時(ボールが離れて振り下ろすところ)に右肩後方に痛みがある。

<症状、検査>初診時は5日前に足を滑らせて左ふくらはぎを痛めた事で来院された。検査の結果、左半身の血行が悪い事が分かった。試しに握力を測ってみると右35kg 左10kgとの結果に本人もビックリしていました。この血行障害があったので、左ふくらはぎはケガをし易い状態にあり、ちょっと足を滑らせただけでケガをしてしまったという事です。血行障害の治療をした直後から痛みは消失し歩いても、ジャンプしても痛くないとの事でした。握力も左25㎏まで瞬時に回復しました。
 4日後、2回目に来院した時に確認すると「あれから足の痛みはなく平気です」との事、血行障害はまだ残っているものの自分で出来る調整法を教えているので経過は良好。

今日は右肩も痛いんですと言うので詳しく話を聞くと、①投球練習しても肩が全然温まらない ②80%の力で投げると痛い ③ボールが離れたあとの腕の振り下ろし時に痛い という症状に対して詳しく検査をすると、右大円筋の障害だと分かった。

<治療/整体>
右大円筋に対するポイントを足関節周辺、骨盤、坐骨に見つけて調整する。

<結果>
三回目の治療時に確認すると「金曜日に二回目の治療を受けて、土曜日は痛かったが日曜日は肩も温まり、投球時の痛みも無く全力で投げれた」とのことでした。
 

  • 中学最後の試合前にケガをしてしまって「何とか少しでも痛みを軽減してほしい」と来院された患者さんでした。土曜日の試合は全力で投げれず残念でしたが、日曜日は肩の痛みもなく全力で投げれたので本人も悔いは無いだろうと思います。

※ 当院の施術でも効果には個人差があります。効果・効能を保証するものではありません。効果が出ない場合は、なぜ効果が出ないのかを問診から丁寧に検証いたします。