変形性膝関節症

患者:女性80代 農家 千葉県八千代市

主訴:寝る時に左足が重い  

  • 25年の年末に急性の膝関節痛で松葉杖歩行でも困難な程になる。鍼治療を5回受けてやっと歩けるようになり農業の仕事に復帰する。その後、たびたび来院され膝が重いと訴えていたので、血流障害に対する治療をメインに行っていたが改善しなかった。

<診断>
本日じっくり症状を聞いてみると「仰向けで寝ていて布団を掛けると重く感じる。横向きでは感じない」との事であった。実際に仰向けで寝てもらうと、左ひざが伸びきらずに曲がったままであった。「これか!」とやっと症状を確認できた。「重い重い」と表現していたのは膝の可動域制限だった。これまで血流障害ばかりにとらわれていた事を反省しました。

''<治療(整体)>
症状さえ正確に確認できれば、あとは患者さんの体に治療部位・治療方向・治療の強さを確認するだけである。結果、左足関節の足根骨の調整であった。

治療後、仰向けに寝てもらうと膝は先ほどよりも伸ばす事ができるようになった。患者さんも「あれ、伸びた」と驚いていた。さて今夜の寝心地はいかがでしょうか。

※ 当院の施術でも効果には個人差があります。効果・効能を保証するものではありません。効果が出ない場合は、なぜ効果が出ないのかを問診から丁寧に検証いたします。