右腕の痛み、起床時の指のこわばり

患者:女性 30代 

主訴:昨日の朝、急に痛み出した。肘を伸ばした状態で腕を前方に上げるとズキっと痛む。右肩甲骨周辺もシビレと脱力感あり。
問診していく中で、半年前から毎朝、両手指のこわばりがある事が分かった。

<診断>

右半身の血流障害
腕の痛みも、背中の症状も、手のこわばりも全て血流障害からくるサインでした。今回の症例では、前日に重い物を持ったという事はありましたが、それは単なるきっかけであって本当の原因ではありません。
 少なくとも半年前から右半身の血流障害が起こっていて、手のこわばりというサインを出していた。半年経過するうちに右腕の筋肉にもこわばりが出ていて、重い物を持った結果痛めてしまったという事です。ですから血流障害がなかったら重い物を持っても腕を痛めることは無かったという事です。

血流障害を治療せずに、痛み止めや湿布等で痛みをごまかしてしまうと、後々もっと辛い症状が出ていた可能性がありました。

<治療/接骨・整体>
血流障害を改善するために両足関節を調整する

<治療後>
調整後は変化なかったが、翌朝に痛みは3割に軽減し、2日後には1割に軽減する。手のこわばりもなかったとの事です。