嚥下障害(えんげしょうがい)

嚥下障害とは「飲み込みの障害」のことです。食事中にむせてしまったり、飲み込みがスムーズにできない状態です。
お年寄りの方は誤嚥性肺炎を起こすこともあるので注意が必要です。

お年寄りの往診治療中にご相談を受けて改善した症例を報告します。

<患者>80代 男性
<既往>脳梗塞 左片麻痺
<症状>食事に1時間以上かかる事が度々ある。飲み込めないため口に含んだ状態でモグモグするだけでその内、吐き出してしまう。

<治療>この方の場合、喉頭蓋の動きが悪いと判断し、それを調整するためのポイントを足の甲に求め鍼灸治療を施す。

<効果>治療したその日からスムーズに食事が出来るようになり、食事時間は30分程度になったそうです。
治療効果を持続させるための調整方法を指導して毎日実践してもらっていますので、3か月経った現在も良い状態を維持しています。

※ 当院の施術でも効果には個人差があります。効果・効能を保証するものではありません。効果が出ない場合は、なぜ効果が出ないのかを問診から丁寧に検証いたします。